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Yahooニュースより引用
上期の自殺者4.7%増 1万7076人

1~6月の自殺者数は、前年同期比768人(4.7%)増の1万7076人だったことが27日、
警察庁のまとめで分かった。1日平均94人以上が自殺している計算で、
過去最悪だった2003年の年間3万4427人に迫る勢いだ。

・・・
</Yahooニュースより引用>

記事中に「 [一覧表で見る]自殺の原因、動機は? 」のリンクがあったので、見てみると、

一位 うつ病 6490人
二位 体の病気 5128人
・・・・
(複数回答可、警察庁調べ)

とあった。

不謹慎だが、「複数回答可、警察庁調べ」に苦笑してしまう。

どうやって調べるんだ、こんなもん?と思って元資料を探してみると、
警察庁の統計のページ平成19年中における自殺の概要資料があった。

一年、古いが内容を見てみると、

区分原因・動機特定者原因・動機不特定者
平成19年23,2099,884
構成比70.1%29.9%

との事で、3割以上の人は原因が不明との事。
また、

<平成19年中における自殺の概要資料より引用>
平成19年に自殺統計原票を改正し、遺書等の自殺を裏付ける資料
により明らかに推定できる原因・動機を3つまで計上することとし
たため、原因・動機特定者の原因・動機別の和と原因・動機特定者
数(23,209人)とは一致しない。したがって、前年との単純比較はできない。
</平成19年中における自殺の概要資料より引用>

との事で、あくまで遺書等の自殺を裏付ける資料からの推測である事がわかった。
「自殺の原因一位はうつ病」と言っても、うつ病になった原因があるはずなのだけれども、
そのあたりは本人にしかわかりえない事としてノータッチなのだろうか。

なお、記事タイトルが「自殺者 11年連続3万人超す 目立つ若年層の増加」との事だったので、
どの程度増えているのかグラフを作ってみる。

年代別自殺者数推移

平成19年度までのデータは60歳以上が細分化されていないため、高齢者の自殺が
一番多く見える。しかし、記事中で指摘されているように細分化すればもっとも自殺が
多い年代は50歳代、働き盛りである事がわかる。

また、平成9年から平成10年の間に全体の自殺者が急増しているのだが、
これは景気と関連があるのか、それとも統計手法が変わったのだろうか。

ちなみに良く言われている事だが、自殺者の数は交通事故の死亡者数より全然多い。
同じく警察庁の統計ページより「平成19年中の交通事故の発生状況 」を引用すると
平成19年度の交通事故の死亡者数は、5744人。

しかし、この数字はちょっとごまかしがあって、
交通事故の死亡者=交通事故が発生してから24時間以内に死亡した人
なので、これに交通事故が発生してから30日以内に死亡した人=6639人を加えると
12383人となる。

平成19年度の自殺者は33,093人なので、交通事故の3倍弱の人が自殺している事になる。

交通事故はシートベルトや飲酒運転の厳罰化などで減らせるかもしれないが、
自殺はどうやって防止していけばよいのだろうか。
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