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asahi.comより引用
一澤帆布訴訟「遺言は偽物」、前社長の勝訴確定 最高裁

布製かばんで知られる「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市)の先代会長(故人)が
残したとされる遺言書の真偽が争われた訴訟で、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は
23日、三男の前社長側の「遺言書は偽物」との訴えを認めた昨年11月の二審・大阪高裁判決を
支持し、長男の現社長側の上告を棄却する決定をした。三男側の勝訴が確定した。

・・・・
</asahi.comより引用>

「遺言が2つ合った場合、後から書かれた方が有効になる。」

FPで相続事業承継を勉強すると習う事だけど、その際に
良く事例として紹介されるのがこの一澤帆布訴訟だった。

wikipediaに非常に詳しく書いてあるけど、要約すると、
1)あるカバン屋さんで社長さんが亡くなった。
2)遺言には会社の経営を手伝っていた三男に株を譲ると書いてあった。
3)ところが、長男が実は俺も遺言を持ってるんだ、と2通目の遺言を出してきた。
4)2通目の遺言には長男に株を譲ると書いてあった。
5)1通目は巻紙に毛筆で書いて実印を捺印。2通目は便箋にボールペンでハンコも実印ではない。
6)でも2通目の方が日付が新しかったので法律上は2通目が有効。
7)2通目が本物かどうか裁判で揉めた。

これ、三男が裁判した際は2通目が有効って最高裁判所で判決が出たのだけど、その後、
三男の奥さんが新たに訴訟してその結果が今回のasahi.comの記事。

一度、最高裁での判決が確定したのに奥さんが裁判できるんだ!?とびっくりしたのだけど
wikipediaによれば、「最初の訴訟では妻は原告になっていなかったために、最初の敗訴判決の
効力(既判力)が及ばず、再び同様の訴えが提起できたものと思われる」だそうです。

なので、一澤帆布訴訟は「遺言の日付の重要性」を紹介する事例ではなくて、
「遺言を書いていても揉める時は揉める」事例になったのだなぁ、と思いました。
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