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昨日のブログは、書きかけで終わっているのですが、
実は根拠を示すための一次資料を見つけられてません。
岡先生に「自分の頭で考える」と教えていただいたのに、
「岡先生がこの資料でこう説明してました」と、そのまま参照するわけにはいきますまい。

しかし、一次資料の山から探し出すのは凄い大変で時間がかかりますね。
そこで、少し気分を変えて、今日気になった年金の記事を一次資料満載でお届け。

<日経朝刊経済2面要約引用>
舛添厚生労働相が、記録ミスで支払われていなかった年金に
利息をつけて支払う事を検討する意向を示す。
税金は徴収しすぎた際に利息をつけて還付しているため、
与野党の意見を聞いて検討したいとのこと。

また年金額を訂正する再裁定作業を行う社会保険業務センターの
体制強化も表明。現在の280人を500人に増員し、
申請受理から支払まで平均7か月かかっている現状を改善したいとの事。

8日の衆議院予算委員会で民主党の仙谷由人氏への答弁。
</日経朝刊経済2面要約引用>

これ、当たり前の話だと思うのですが、色々と調べると一歩前進みたいですね。

FP的に突っ込みたい部分は平成十九年八月八日に平野博文氏が提出された
年金の遅延利息等に関する質問主意書
でかなりカバーされています。

以下、意訳。

Q1国の責任はどう考えてるの?
A1遅延利息なんて法律に定めてないです。

Q2税金は徴収しすぎた際に利息払ってますよ。年金も利息つけて払うべきでは?
A2税金と年金では法令も制度も違います。

Q3今までに年金記録ミスが認められた人ってどのくらい?仮に法定利息をつけて返すとしたら金額は?
A3人数は把握してません。だから金額もわかりません。

こ、この回答は・・・。
厚生労働省の擁護をされていた奥田さんに是非見て頂きたい。

あ、でも平成十九年って事は一昨年ですもんね。
きっとそれから色々と反省して頑張っているんですよ、きっと。

平成二十年十一月六日に山井和則氏が提出された
再裁定請求及び年金時効特例法に基づく年金の支払状況等に関する質問主意書

以下、意訳。

Q4年金がおかしいと申請した人は何人くらい?そして支払済みの件数は?
A4把握してません。

奥田さん!奥田さぁ~ん!!トヨタの社内レポートだったらコレを許しますかっ!?

ちなみにQ2を考察してみる。

もし、税金の例で考えるのであれば「納め過ぎてしまって還付してもらう時の利子」だけではなく、
罰則的な意味合いのある延滞税の計算方法も考えるべきだと思いませんか?

つまり、ミスが認められてから2ヶ月以内に払うのであれば4.7%。
2ヶ月を経過しても払わない場合は年14.6%です。

そうでなければ、年金記録のミスが認められた後でも半年以上余裕で放置され、
問い合わせても「すいません、待ってください」としか言われない状況を改善できません。

社会保険庁的には利子もかからないんですから、怒られ侍アルバイトさんに謝らせておけば
幾らでも待たせる事ができます。2年かかると言われたケースもあるとか。

この辺りの状況は自腹で780円もの巨費を投じて押し問答をした事がある私には良くわかりますが、
「国権の最高機関」である国会の質問で、こんな回答がされていたとは・・・。
ねんきんダイヤルの怒られ侍アルバイトさんに聞いてもラチがあかないはずだ。

また、もしどうしても「税金と年金は違う」と主張をするのでしたら、年金も利息とってますよ。
学生納付特例制度の追加加算です。
学生さんは届け出を出せば、過去10年分は追納可能ですが、3年目以降は当時の保険料に
経過期間に応じた加算額を上乗せして払わねばなりません。

滞納年数 年度 納める金額 本来の金額 割増率
8 平成12年度の月分 15320 13300 15.19%
7 平成13年度の月分 14740 13300 10.83%
6 平成14年度の月分 14180 13300 6.62%
5 平成15年度の月分 13970 13300 5.04%
4 平成16年度の月分 13770 13300 3.53%
3 平成17年度の月分 13810 13580 1.69%
2 平成18年度の月分 13860 13860 0.00%
1 平成19年度の月分 14100 14100 0.00%


加算額の計算式が見つかりませんでしたので、9年分と10年分が計算できてませんが、
8年目でも凄い事になってます。
「徴収する時は利息取るけど支払う時は利息払いません」は、ちょっと通らないんじゃないでしょうか。

「公的年金が信用できない」と老後の不安を訴える相談は多いのですが、
一FPとして、公的年金を自信を持って薦める事ができる時代に早くなる事を切に望みます。

今日のニュースでは改善を検討中との事ですから今後に期待ですね。
私も継続してウォッチしていこうと思います。
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